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2009-06-23

Permesso di soggiorno 滞在許可証

怒っています。もういい加減にしてほしいと。

悪名高きイタリアの滞在許可証ペルメッソ。
この問題を抱えている外国人は大勢いるけど、私もさんざん悩まされ続けている一人。
もうほんとに、いい加減解放されたーい!!

2008年1月以来の更新手続きスタート以来、待つ事1年半。
昨日ようやく新しい許可証が手元に。

受け取るまでにクエストゥーラ(警察)に通う事xx回。催促の問い合わせ数知れず、、、
どれだけの労力と時間を費やしたかは計り知れず。。。

そんな思いをし、我慢に我慢を重ねてようやく受け取った許可証の期限が2010年1月。
え、あと半年後にはもう期限切れ?と目を疑った。

よーくみると許可証がおりた日付は2008年1月22日(って申請した直後)。
でも、この2月に書類が足りないetc呼び出されたり、指紋がとれないとか
手が荒れているとかあれこれいちゃもんつけられ、さらに日本帰国中に
またもや書類不足だと連絡が入り、とにかく一度出頭しろと。
そして、その後税金の支払い証明まで出せとかいわれ、東西奔放、、、
別に書類はあるから用意して提出すればいいけど、一度に請求してほしい。
そして、もしほんとに2008年1月に許可が下りているのであれば、その後
あれこれ要求してきた書類っていったいどんな意味を持つのでしょうか??? 謎。

が、そんなことはどうでも良い。問題はまた来年早々に同じ手続きをしなきゃいけないということだ。その必要書類もまた一緒ではないはず。調べなくては、、、
永遠に続く更新手続き。For ever permesso!!!
そろそろ永住許可を取れるはずなのだが、その申請手続きetc調べることもまた気が重い。

一難去ってまた一難。

この悪夢から逃れるには、やっぱりイタリア人と結婚するのが一番。
昔から周りに言われ続けているけど。残念ながら機会を得ない(その気にならない)まま、今に至る私。

そして、ふと思い出した。
あっというまに結婚して一年後に離婚、そしてお金持ちのおじさまと再婚したロシア人女性。

小柄で細く、きれいな長い足を持つ彼女に初めてあったのは8年前の夏。
休暇を利用して知り合いだったイタリア人男性を訪ねてミラノへやってきていた。
めちゃくちゃ彼女にInnamorata(フォーリンラブ)だった彼は、すぐに結婚を決意。
半年もたたずに式を挙げていた。
その後、偶然ショールームで彼女に再会した。結婚後、ミラノでフィッティングモデルとして働いていたのだ。
新たな仕事を探しているから、何かオファーがあったら紹介してほしいとのこと。積極的にアプローチされた。
結婚してミラノに住み始め、彼女の生活はがらりと変わったに違いない。とってもアグレッシブな彼女。
しっかりチャンスを物にしていくのだろう、という印象を受けた。
しばらくして、離婚したと聞いた。結婚後ちょうど一年、永住権が得られるタイミングでの彼女からの希望
だったらしい。彼は鬱病となり、その後いろいろ大変だったみたいだが、彼女はしっかり新たなチャンスを
ものにし、銀行のレセプションで働き、お金持ちのおじさまと再婚したらしい。したたか。

こんな風に生きるのもまた有りか、と思いつつ、到底できそうにない現実に再び頭を抱える今宵。
とりあえず寝て忘れることにしよう・・・

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