☆街、人、ファッション、デザイン、アート・・・ ミラノの日常をレポ−トします☆

ページ

2009-09-24

MILANO COLLECTION SS2010 ミラノコレクションスタート!


昨日からミラノコレクション(ファッションショー)がスタート。

本番は今日から。
プラダだの、モスキーノだの、アルマーニだの大御所がショーを行ったので、町中は混雑きわまりない。車の嵐車(セダン) ミラノ市内、パリのように交通の便がよくないから、自然と車チャーターでの移動となり、この有様。(渋滞だらけ)

私はチャリでちょこちょこ動き回っているものの、遠すぎて行きにくいところもあり、、、明日も朝からフィエラ(見本市会場で、ミラコレメイン会場)。

前の家だったらちかかったんだけど、、、やっぱり自転車あきらめ、地下鉄+バスというルートが無難か、、、

毎日、オフィスを出たり入ったりする生活。しかも駆け足で、、、

何事でも体力勝負だとつくづく思うこの頃。

2009-09-18

JAL Tokyo-Milano 成田ーミラノ線


経営再建案がいろいろと取りざたされているJAL.
成田ーミラノ線廃止、というニュースを聞いたときはショックだった。

ミラノにいるひいき目でなく、なぜミラノ?と理解できなかった。理由は
-利用者が多く、いつも混んでいる(アリタリアが便数を減らした事が原因)
-2015年にエクスポがある
-スペインや東欧、ギリシャ、トルコなどへの接続も多く、ハブ空港としてまがりなりにも機能している
-最近は東京経由でイタリアにやってくるアジア人も多い などなど。

その後、ミラノは残しローマを廃止、と変更。
住んでる我々からしたらあたりまえ。(ローマも結構人気だけど、アリタリアが毎日あるからOK)

国内線の存続路線、提携航空会社、そして新国交相の白紙発言など、議論が紛糾しているみたいだけど、現場や利用者の意見、状況をどれくらい理解しての経営再建案になるのか、、、路線の見直しも大事だけど、従業員の削減とか処遇とか、見直すことはいっぱいあるのでは??? 

この9月に乗ったとき、機内の雑誌はなくなり、新聞配布サービスもなし。おつまみサービスもなくなりいきなり食事、とか、、、サービスがぐっと悪くなっていて驚いた。アリタリア並みに格下げ?大丈夫かJAL???と友達とコメントしてたら、この有様。

お客は敏感だから、利便性や顧客ロイヤリティーを重視した政策でないと、どんどん他の航空会社へ流れてしまうことを考えるべき。削るべきところと残すべきところ、JALというブランド自体の価値(顧客はJALに何を求めているのか)を念頭にもう一度検討すべきなのでは? ま、マイレージがどうなるのか、それが一番影響大きいのだろうけど。

結局、今回の案は政府主導、日米航空規制の変更を視野に置いた日米の政策的側面が強く感じられるのは私だけ?

本当の意味での経営再建にはほど遠い親方日の丸JALの行方、心配だー。
直行便が無くなるとひじょーに困る一利用者としてのコメントでした。

2009-09-11

VOUGE FASHION NIGHT OUT ヴォーグのファッションイベント


夏休み明けの一大イベント。
今年初めての試みだったけど、ファッションピープル総出の華やかなイベントになった模様。

ヴォーグ主催でグローバルに開催されたようで、日本でも11日、青山界隈は賑わったみたいですね。

ミラノは木曜日の夜、ほとんどのお店が23時か24時までオープンということで、思い思いにショッピングツアー。
限定コラボ商品もいろいろ出てたけど、実際に買った人はどれくらいいるのだろー?
お店の売り上げは若干あがったとする声もきいたけど。

それにしても凄い人だった。そしてみんなおしゃれ。
ここぞとばかりにドレスアップ。確かに、みんなに見られるものねーーー。イタリア人の視線は鋭いし。(じーっと見られているのを感じた事ありませんか?)

しかし、着飾って出かけるとは、こんなに気持ちが華やぐものとは、、、
改めて非日常のファッションの重要性、楽しさを思い知った1日だったなぁ。


2009-09-07

Settembre -9月、休み明け


戻りました。ひと月ぶりのミラノ。

空港につくなり、パスポートコントロールの人は鼻歌まじりだし、荷物はなかなか出てこないし、、、

のんびりゆるくていいねー、イタリアって。(←とっとと仕事してよ!っていうのが本心)

リボン明日(って今日ですが)から、生地や素材の展示会ミラノウニカ。

ブティック来週は靴やかばん、革製品の展示会MICAM/MIPEL

スポーツその次の週はミラノコレクション(レディース)。

休み明けながら、どんどん進行していくこの時期。
これじゃ、あっという間に10月→年末だなー、きっと。

気を引き締めてがんばりまっす。

2009-08-08

Estate in Giappone 日本の夏


花火、ゆかた、うちわ、かき氷、そうめん、、、、

日本の夏には風情のあるものがたくさんありますが、
おとといミラノから戻ってきて改めて感じたのが湿気
今年は特に雨が多くて天候不順。湿度が例年以上に高く感じた。
肌にまとわりついてくる感覚がすごい!!!

どこにいっても冷房完備、美しく快適な日本ではあるのですが、
この湿度だけは避けられない現実。逃げたくても逃げれない。
慣れるまでにしばらくかかりそう。。。

イタリアは連日35度近く。日差しは多少きつくても、木陰は涼しい。
朝はさらっとしてて心地よい。

それに慣れた今、日本の夏のこの湿度にちょっとへこたれてしまう。

あーーー、日本の夏、満喫したいのにーーー 

今年は天気もいまいち。

残された唯一の手段(楽しみ)は海☆ 終日海辺でごろごろ&海水浴 
といきたいところ。

日本のきれいな海、探さなくっちゃ。


PS なんだかんだいって、地中海はほんとにきれい。どこにいっても
水が澄んでいてほんとに気持ちよく海辺で過ごせるのだ。あーイタリアの海が恋しい♡


2009-07-25

Amalfi アマルフィ海岸


アマルフィというタイトルの映画が日本で公開されたようで、
いろんな人からメールをもらうこの頃。

全イタリアロケで、イタリアらしい風景を楽しめるヴィジュアル的に充実した映画とのこと。
評判はいかがなのでしょうか? 日本に帰ったらみてみたいもの。


2002年夏。
断崖に並ぶ小さな家々。青い海とカラフルな花々。
美しい海岸線が続く風景はとても心に残ってます。

どうしても駆け足になりがちな旅。今度くるときは
ここだけゆっくり訪れたいと思ったものだ。

思い起こせば、、、
母親と姉妹のごとく仲良しのSちゃんと一緒に出かけた南イタリア旅行。
猛暑の8月前半から約10日間の日程。

ローマ→ナポリ・ポンペイ→カプリ島→ポジターノ(アマルフィ海岸)→ソレント経由で
シチリア島のタオルミーナまで電車と船を駆使して南イタリア縦断旅行。

旅も半ば、暑さで結構疲れてきたことに加え、カプリーポジターノ間の船が
かなりゆれ、3人ともダウン気味(船酔い)。

ホテルにチェックイン後、なんとか復活しようとお昼ごはんへ出かけた。
丘の中腹にあるレストランは景色もご飯もGOO!!!
トマトベースのおいしいお魚で母を先頭に元気回復。

車をチャーターし、美しい海岸線をドライブ。アマルフィ、そして
ラヴェッロの町まで足を伸ばした。ヴィッラ・チンブローネから眺めた
アマルフィ海岸ーーーもういちどココに来たいと願った光景。

ここで結婚式を挙げた某デザイナーの弟君の話など思い出し、
なんともロマンティックな結婚式だとうっとり想像にふけってしまった私。

母のお気に入りベスト3にも入っているらしく、この旅行でカプリ島の
青の洞窟を見逃して(波が高く、3日間とも船が出なかった)リベンジを狙う母は、
今度はポジターノ中心に滞在しゆっくりバカンスしたいそう。
いつかまた行けるかなぁ。。。

2009-07-23

Svuota la città 街が空っぽに・・・


7月も後半
に入り、徐々にバカンス入りの様相。

先週一週間、ミラノを留守にしているうちに、ミラノの人口密度はぐっと下がっていた。

帰宅した日曜日の夕方、からっぽの冷蔵庫を埋めようとお買い物に出かけると、
通りはがらんとしていたし、いつも日曜日も開いているスーパーはクローズ。
別のスーパーを探して街を彷徨う。
街全体がひっそりした感じで人の気配がない。典型的な夏のミラノの日曜日。

平日の夕方、いつも大賑わいのエノテカ(ワインバー)は人がまばら。

自転車のタイヤに空気を入れようと近くの自転車屋へ行くと、「8月17日まで閉店」の張り紙。

そして、我が家の階下のサルトリア(お洋服の縫製やさん)のドアの前には
Ciuso per Ferie. Ci vediamo il 7 settembre 夏休み、9月7日にあいましょう!

あー、今年も夏休みが始まったんだ、、、と愕然とする私。
どんどん人々は郊外の海や山、湖へと出かけていっている。

このところ8月より7月の方が暑いし、徐々に前倒しに休みを取る人が増えている気がする。

そして、8月のミラノはガラガラで、結構ストレスなしに過ごせて意外に快適だったりする。
人がいない分だけ、いろんな手続きとかスムーズだし、仕事もラクチン。
そんなこともあって8月早めにミラノに戻って、仕事に就く人も増えているそう。

とはいえ、イタリア人のバカンスは8月がメイン。
8月いっぱいはお休みのレストランは多いし、気をつけないと8月15日なんてブティックも閉まっている。
旅行者の方は要注意!!

8月のバカンス入りを前に、一気に仕事を片付けようと慌ただしい雰囲気がありながらも、
休み入り前のお食事会や、挨拶を交わす人々もいて、
なんだか今年もまた8月がくるんだなーっと感慨深いこの頃です。

2009-07-20

Una Giapponese a Roma ローマの日本人

今月初め、ローマに仕事で出かけたときに、fecebookのコメントで友達から教えてもらったコレ。

カヒミカリィの歌をカヴァーしたIL GENIOというグループのとってもかわいい歌
懐かしのフィルム「ローマの休日」の映像。

よかったら見てみてくださいませ。ローマの観光名所もいっぱいでてきます☆

そしてこちらがカヒミカリィのオリジナルバージョン。

2009-06-23

Permesso di soggiorno 滞在許可証

怒っています。もういい加減にしてほしいと。

悪名高きイタリアの滞在許可証ペルメッソ。
この問題を抱えている外国人は大勢いるけど、私もさんざん悩まされ続けている一人。
もうほんとに、いい加減解放されたーい!!

2008年1月以来の更新手続きスタート以来、待つ事1年半。
昨日ようやく新しい許可証が手元に。

受け取るまでにクエストゥーラ(警察)に通う事xx回。催促の問い合わせ数知れず、、、
どれだけの労力と時間を費やしたかは計り知れず。。。

そんな思いをし、我慢に我慢を重ねてようやく受け取った許可証の期限が2010年1月。
え、あと半年後にはもう期限切れ?と目を疑った。

よーくみると許可証がおりた日付は2008年1月22日(って申請した直後)。
でも、この2月に書類が足りないetc呼び出されたり、指紋がとれないとか
手が荒れているとかあれこれいちゃもんつけられ、さらに日本帰国中に
またもや書類不足だと連絡が入り、とにかく一度出頭しろと。
そして、その後税金の支払い証明まで出せとかいわれ、東西奔放、、、
別に書類はあるから用意して提出すればいいけど、一度に請求してほしい。
そして、もしほんとに2008年1月に許可が下りているのであれば、その後
あれこれ要求してきた書類っていったいどんな意味を持つのでしょうか??? 謎。

が、そんなことはどうでも良い。問題はまた来年早々に同じ手続きをしなきゃいけないということだ。その必要書類もまた一緒ではないはず。調べなくては、、、
永遠に続く更新手続き。For ever permesso!!!
そろそろ永住許可を取れるはずなのだが、その申請手続きetc調べることもまた気が重い。

一難去ってまた一難。

この悪夢から逃れるには、やっぱりイタリア人と結婚するのが一番。
昔から周りに言われ続けているけど。残念ながら機会を得ない(その気にならない)まま、今に至る私。

そして、ふと思い出した。
あっというまに結婚して一年後に離婚、そしてお金持ちのおじさまと再婚したロシア人女性。

小柄で細く、きれいな長い足を持つ彼女に初めてあったのは8年前の夏。
休暇を利用して知り合いだったイタリア人男性を訪ねてミラノへやってきていた。
めちゃくちゃ彼女にInnamorata(フォーリンラブ)だった彼は、すぐに結婚を決意。
半年もたたずに式を挙げていた。
その後、偶然ショールームで彼女に再会した。結婚後、ミラノでフィッティングモデルとして働いていたのだ。
新たな仕事を探しているから、何かオファーがあったら紹介してほしいとのこと。積極的にアプローチされた。
結婚してミラノに住み始め、彼女の生活はがらりと変わったに違いない。とってもアグレッシブな彼女。
しっかりチャンスを物にしていくのだろう、という印象を受けた。
しばらくして、離婚したと聞いた。結婚後ちょうど一年、永住権が得られるタイミングでの彼女からの希望
だったらしい。彼は鬱病となり、その後いろいろ大変だったみたいだが、彼女はしっかり新たなチャンスを
ものにし、銀行のレセプションで働き、お金持ちのおじさまと再婚したらしい。したたか。

こんな風に生きるのもまた有りか、と思いつつ、到底できそうにない現実に再び頭を抱える今宵。
とりあえず寝て忘れることにしよう・・・

2009-06-03

Chicas Flamencas マドリッドへフラメンコ修行の旅


すっかりハマっているフラメンコ。

大学時代から大好きだったのだけど、この頃更にハマってます。
半年以上前に企画されたこのスタージュ(修行)旅行。当然予定もよめない段階で
思わず行くことにした自分が恐ろしい。

そしていよいよやってきました!
5月29日〜6月2日まで、イタリアの連休にかけて企画されたこのツアー。
1日3時間のレッスン、夜はテアトルでフラメンコ鑑賞と充実の5日間。
ほんとに楽しかったです。

女子ばかり16人+マエストラの先生1人 計17人。イタリア人に混じって、
Fromブラジル、フィンランド、そして日本というインターナショナルな顔ぶれ。
なかなかの迫力あるお姉様がたからかわいいギャルまで勢揃いってところ?!

マドリッドは乾いていて、日差しはもう真夏並み。とても爽快な天気。
レッスンでは汗だくになりつつも、あとはさーっとシャワーを浴びて爽快にお出かけ。
もちろん、夜が長いのでお昼のレッスン後はちょっとだけシエスタ。

そしてそのあとは、、、 MOVIDAです。
土曜日の夜は期せずして若者ギャルズチーム(同じフラメンコ合宿で来ている子たち)と合流
マドリッドのロカーレ(ディスコ?)を5件ハシゴ。チュピートを何杯かおごってもらいつつ
musica latinoにあわせて踊る踊る☆

日曜日にはラストロ(のみの市)にもでかけ、公私ともに(って全てプライベートか)
楽しんだ5日間でした。

いろんなタイプのフラメンコを堪能できたし、靴をメインにお買い物もできたし、
タパもいっぱい食べたし、 お気に入りの朝ご飯ハモン+トマトのトーストも食べたし。

やっぱり性にあうとはこのこと。スペイン移住を将来的に考えなくては、という結論に至った私でした。

2009-05-25

Alarme Caldo - 真夏日30度超


このところ暑すぎです。 
まだ5月の20日すぎなのに、連日30度超えてます。今日も34度のミラノ。 

太陽ギラギラ。信じられないあつさ〜。。。ニュースでも海へ逃げたミラネーゼたちをインタビュー。もう海水浴できるなんてすごすぎ〜。でも、この暑さじゃね、と納得。 

一気に暑くなって、衣替えが間に合ってない状況。お出かけするのに着たい洋服がすぐに見つからず、あちこち探しまくるも結局見つからず、ちぐはぐな格好で出かけるはめに。 

よって、今日は気合いを入れて大掃除&衣替え。 

部屋がちっちゃいのに、あれこれものだけは増えているので、すごい惨状だった。汗ダラダラ。が、これも一段落。 靴も、捨てるべきものもあるのに捨てれずに山ほど靴箱、、、8月までにはなんとかしなければ。 

とりあえず、季節に応じた持ち物を整理できてホット一息。でも改めてみてみると、やっぱりリゾート服だらけなのはなぜ??? らく〜なお洋服だらけ。

夏のバカンスが待ち遠しくなってきた☆ でもその前に海いきた〜い☆

2009-05-19

GIRO DI ITALIA 100 イタリア自転車レース100周年!!




5月のミラノ。
気候の良さもあって、自転車が快適な移動手段となってます。

そんな中、Giro di Italia (ジーロ・ディ・イタリア)という自転車レースが開催中。イタリア各地を自転車で駆け巡るツアー。ツールドフランスがよく知られていますが、そのイタリア版。公式サイト:La Gazzetta dello Sport: Giro d'Italia

で、この週末日曜日はミラノ市内でのレースがありました。

家の目の前は、市内で一番大きな公園(パルコ・センピオーネ)で、市民マラソンやetc、何かしらのイベントには必ず行き当たるロケーションなのですが、今回もしかり。午前中、次々とパーテーションが置かれ始め、何事か?と思っていたらこのツアー。(自転車ファンではないので、、、)

これまで(私の知る限り)ミラノがゴールだったので、てっきり最終日かと思いきや・・・今年は100周年記念レースとのことでローマがゴールとなったらしく、今日は第9ステージ(9日目)。まだまだレースは続くらしい。

毎年コースは変更され、それを追うのもファンには楽しみらしいこのツアー。ちなみに今年のコースはアルプスルートが組まれていて、明日はワインの産地ピエモンテ州のクネオ(スローフードの本拠地でもある)からアルプスへ向かうコース→まだ雪の残る山を通過するハードなコース。その後は世界遺産えもあるリグ−リア海岸線チンクエテッレ、緩やかな丘陵のトスカーナ地方、南イタリアetc これらの景色を見てるだけで、週末小旅行にいこうかしら?と思わせるラインナップ。さすが観光の国イタリア。見所いっぱいです。

さてさて、レースはといえば、イタリア国内の地形は起伏が多く、コース自体大変な負荷が選手にはかかるらしい。イタリアの自然のダイナミクスを感じてしまいます。

とはいえミラノは、市内に設定されたコースを15周するという結構退屈なコース。実際にレースをちょっとだけ覗き、後はひたすらテレビ観戦。上空にはレースを空撮するヘリコプターがうるさいくらい飛び回っていたけど、そこから撮影&放映されていた「空から見たミラノ」。普段見る事のできない姿で、なかなか素敵でした。

2009-05-18

SerieA - Inter & Interista インテル優勝

おととい土曜日の夜のこと。 

久々においしいシチリア料理&白ワインで大満足の夕ごはんの後、満腹のお腹をかかえてふらふら帰宅していたら、何やら通りが騒がしい、、、 やたらクラクションを鳴らしまくっている車、車、車。 「どうやらサッカーでどこかが勝ったのね」ということは察知したけど、それ以上深追いすることもなく、そのまま帰宅。

翌朝 ー ニュースで知ったインテル優勝! 

あ、これだったんだ。このところあまりサッカーネタを追いかけていなかったこと、日本へ帰っていたこともあって、全く気づかなかった。不覚。 

ということで、どうやらドゥオモ広場では夜通し祝勝パーティが路上で繰り広げられたらしい。サポーターたちの凄いパワー。いつもながら驚き。詳しく は、ACミランが負けたための優勝確定。翌日日曜日はシエナとの試合があって、サポーターはそこでも花火をあげて喜んでいたらしい。。。すごい。 

日曜日のテレビは、ほぼインテル優勝の話題&インテルの試合(vsシエナ 3-0で完勝)でもちきり。やっぱりサッカーは国民的スポーツなのだ。

隠れミラニスタとしては、来年こそACミランに勝ってほしい、、、とひっそりと心の中で願うのだった。


2009-05-15

Maggio 五月

ふと気がつけば、もう5月。イタリアで一番気持ちのよい季節がやってきました。

これから夏までが最高に楽しいシーズン。光がサンサンと降り注ぎ、空気は爽やか。太陽のエネルギーをいっぱいもらって、充実した日々を送りたいものです。

毎年、6月中旬に開催されるピッティウオモ(メンズファッションの殿堂ともいえる展示会)の前後が一番暑いのだけど、今年も暑そう?!

ここ数年、世界的に天候不順や自然災害のニュースが多く、まさしく地球が”怒っている”現象が頻繁に起きている。真夏の8月にヒョウが降ったりこともあった。そういえば先月4月も20度以上の好天が続いたと思ったら、いきなり雨とヒョウ。気温は10度以下という日もあった。

ファッション界でも、今年もまた、いろんな環境保護や社会貢献を訴えるプロジェクトを街のあちこちで見かけます。でもなんだか表面的・・・と思ってしまう私はひねくれ者かもしれないけど、それくらいいろんなところで企画されていて、特にTokyoではいろんなプロジェクトに遭遇しました。さてさて、ミラノは?ずっと留守にしていたので、これからよ〜く観察してみたいと思ってます。では!


2009-03-29

Ora legale サマータイム


今日から夏時間。
なのに、今日のミラノは、夏のイメージとはほど遠いどんより雨の日曜日。 

友達とお昼の約束をしていて、ふと時計をみたら12時。でもPCの時計は13時。。。あ〜、今日から夏時間だった、、、壁にかかった時計の時間調整をしてあわてて出かけた。 

これからは日に日に一日が長くなっていく。光がいっぱい。さわやかないい季節がやってくる。今日のお天気じゃだめだけど。。。 

とりあえずパスクアまでは肌寒い日がまだ続くだろうけど、もう少しの辛抱。 
夏に向けて充電開始。いや、正確には夏のバカンスに向けて資金繰り開始ってところか、、、 

バカンスを軸に一年を考えてしまうところは、もうイタリア人? 


なんでもいいけど、早くのんびりバカンスを過ごした〜いこの頃なのであった。

2009-02-10

Sole! 久々に晴れ

先週、月曜日の大雪に始まり、ずっと雨の一週間が続いた。 そして、昨日、今日と晴天!気温もちょっとだけ上昇してなんだか春っぽい気分。 今年のパスクア(イースター)は4月12日だから、カーニバルは2月末。 カーニバルが過ぎるとぐっと春めいてくるから、冬はあと少しの我慢かな。

2009-01-30

Roomba お掃除ロボット



最近気になっているお掃除ロボットRoomba

ミラノのあまりの埃っぽさに辟易し、ちょうどミニ掃除機を買おうと思っていた矢先のこと。むちゃくちゃ興味をかき立てられ、購入意欲満々。こちらのでの価格は一番お安いモデルで299ユーロ。ちょっと高いといえば高いけど、ロボットにお掃除させながら自分はPCで仕事したり、お料理したり。テレビ見ててもいいのよね。超便利!時間を有効につかえる画期的商品!!

「家事は一種の労働。主婦にも給与があってしかるべき?」というテレビ討論をつい最近見た気がする。
たしかにその通り。ただし、ほとんどの女性(大学に通っている様子)は、仕事として支払いを受けても、主婦専業はいや、と断言していた。同感。

イタリアもキャリア志向の強い女性が多い。特に北イタリアは共働きが多いし、女性が仕事することに対して開けたメンタリティがある。

一方、南イタリア。女性はあいかわらず主婦業専門。子供を育てて家庭を守る、という考えが主流のよう。仕事の機会がないからかもしれないが、やはり、文化としてそうした考えを持つ人が多いのだと思う。普通に滞在するにはいい場所なのに、生活するにはこうした難点がつきまとわりそうで、きっと私はやっていけないのだろうな。悩ましい限り。

話をもとに戻そう。

お掃除ロボット。少々高いけど、無理して買えないお値段でもない。お掃除の家政婦さんを週1日か2日雇っていたとしたら、数ヶ月たたずに回収できる金額。買うべきか〜(かなり欲しい〜)

と真剣に悩みつつ、何気にプロモーションビデオへ目を移したら、コレ。
「お掃除にかける時間を有効に使える」というコンセプトなのだろうけど、文化によってこうも解釈、いやアピール方法が違うものかと思わず笑ってしまった。

http://www.roomba.it/prodotti.aspx
http://www.roomba.it/movie/demo.avi


コピー直訳ではあるが「Roombaーロボットが床をきれいにします。なぜって、やるべき”もっといい”ことがあるでしょ!」

って、、、この画像。どう思います?

イタリア人の脳みそをかいま見た気がします。単純明快なり。イタリアのプロモーション企画恐るべし。